冬季うつについて

みなさんこんにちは。品川の頭痛治療家片柳 亮輔です。

 

今日は東京は本当に寒く、今年一番の冷え込みだったように感じます。

アウターやダウンの出番もまもなく迎えそうですね。

 

しっかりと冬支度をして暖かい服装で、真冬を迎えられるようにしましょう。

秋はどこへ?といった感じですね。

 

ただこの時期季節はまるで冬のようですが、体のリズムでは秋。

この時期になると眠気が強くなる方も多いのではないでしょうか。

 

秋から冬にかけては、日照時間が減少することによる「冬季うつ病」で睡眠に異変が起こる場合があります。

 

秋が日が短くなるため、日光を浴びる時間が減少することによる「季節性惰動障害」(ある季節にのみ症状が出る気分障害)が起きやすい季節であることを知っていますか?

この時期に起こる季節性惰動障害は「冬季うつ病」とも呼ばれ、秋から冬にかけて症状が現れ始め、春や夏になると治るというサイクルを繰り返す特徴があります。

 

原因ははっきりとわかっていませんが、日照時間が短くなったことによる「セロトニン」というホルモンが不足していることが1つ。このセロトニンは脳への伝達物質であり、精神を安定させる作用があり、セロトニンが不足することによって気分が落ち込みやすくなったり、イライラしたりという子抑うつ症状が起こることがあるためです。

 

特徴的な症状。

 

1。食欲の増加

セロトニンは精神を安定させる作用の他にも、食欲を抑制する作用があります。そのためセロトニンが不足することによって食欲が増加してしまいます。

さらに、甘いものや炭水化物などを食べると一時的にセロトニンの分泌量が増えて気持ちが落ち着くため、どんどん食べてしまうといった依存性があります。

 

2。過眠症

不眠症は多く耳にすることがあると思います。

過眠症というと「眠りすぎてしまう」ことを指していることを想像しますが、正しくは「夜間十分な睡眠を摂っているはずなのに、日中に強い眠気が生じ、居眠りしてしまうなど起きているのが困難になる状態です。

 

ではこの「冬季うつ病」を予防・改善できるポイントについて

 

1。日光を浴びる

セロトニンを分泌するためには日光を浴びることが重要。

そうすると睡眠ホルモンのメラトニンの分泌が止まり、スッキリと起きやすくなります。

自宅の照明を明るくする方法も1つ。

5000〜10000ルクス程度の照度を1時間ほど照射することで1日のリズムを調整できる効果があると言われています。

 

2。朝は眠くてもまず起きる

生活リズムが不規則になると体内時計が狂い、睡眠の質の低下やメンタル不調の原因になります。

 

3。適度な運動

運動することでセロトニンが分泌されます。

 

・月4日以上勤怠が乱れる場合は要注意。

上記のような行動をすることで予防や改善が期待されますが、予防しても症状がでてしまうことがあります。

メンタル不調の目安として、憂鬱な気分が2週間程度毎日続いている状態、日常生活に必要な行動ができなくなった場合は要注意です。

 

 

どの時期でもこのうつ病のような自律神経に関連する症状は多いですが、特にこの冬時期は日差しも少ないため、起こりやすく改善に苦労します。

 

もしあなたもこのような症状で悩み、また頭痛も発症してるようであれば品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください。

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冬の朝の匂いが好きな

品川の頭痛治療家 片柳 亮輔