睡眠の質と頭痛の関係性

 

みなさんこんにちは。品川の頭痛治療家片柳 亮輔です。

 

毎日気温が高くなったり低くなったりで、服装も落ち着かないですし、自律神経もずっと忙しくしていると思います。

実は私もいつの間にか寒暖差アレルギーになってしまっており、くしゃみと鼻水があります。

春は花粉症。秋は寒暖差アレルギーと年中無休の鼻になっています。

 

またこの時期は学校のイベントもそうですし、仕事は年末に向かっていきますし、それを支えているお母さんと、全員が忙しい時期に入ってきています。

 

そのため睡眠は欠かせません。

 

ただなかなか疲れが取れない人もとても多く、その結果頭痛になってしまい来院されている患者さんも多くいます。

 

これは自律神経のスイッチがうまく切り替割っていない原因であることが多いのですが、頭部の疲労というのも考えられます。

 

今日はそんなメカニズムについて。

特に重要な原因は、「頭の筋肉(特に側頭筋)の疲れ」と先にも書いた「自律神経の乱れ」の2つです。

 

頭部には大きく3つの筋肉が存在します。

・前頭筋 ・側頭筋 ・後頭筋

という薄い筋肉があり、体内の他の筋肉同様、使いすぎたり緊張状態が続いたりすると、頭の筋肉も疲労し、硬くなり、こりが生じます。

 

筋肉が硬くなると何が良くないかと言えば、筋肉中や筋肉周辺の血管や神経などが圧迫され、血液やリンパなどの流れが悪くなり、筋細胞に十分な栄養や酸素がスムーズに運ばれなくなり、二酸化炭素や「疲労物質」と呼ばれる乳酸などの老廃物が排出されにくくなり、溜まっていったりします。

その結果、筋肉はさらに硬くなり、こりが解れにくくなります。

 

もう一点の自律神経。

本来は寝ている間は副交感神経が優位になり、側頭筋の緊張が緩んで、こりや疲れが解消されるのですが、過度の疲労により、交感神経から副交感神経への切り替えが上手くいかないと、心身の緊張状態が続き、側頭筋のこりや疲れも解消されない。

 

これが寝ても疲れが取れない大きな原因で、頭痛を誘発させるのです。

 

またストレスは筋疲労と自律神経の乱れの両方に大きく関わっています。

ストレスがかかり続けることで、筋疲労して硬くなり、血管が収縮して血流が悪くなっていきます。

ストレスを処理するのは脳。そのため頭の筋肉はどこよりもストレスの影響を受けやすく、懲りやすいです。

この状況により、人は食いしばりや歯ぎしりをしストレスを発散しようとするが、これは側頭筋に過大な負担をかけてしまいます。

 

さらには交感神経が優位な状態が続くため、自律神経も乱れます。

 

だからこそストレスを溜めないこと。自律神経を整えること。これが頭の筋疲労や頭痛の原因を防ぐことができます。

ただ自身でここをコントロールするのも簡単ではありません。

 

もしあなたが悩んでいるようでしたら、品川の頭痛専門やなぎ整体院までご来院ください。

→自律神経の乱れや頭の筋疲労に悩んでいる方はコチラ

 

なぜか今日は夜中1時間も寝付けなかった

品川の頭痛治療家 片柳 亮輔