空中での頭痛について!

みなさんこんにちは。品川の頭痛治療家片柳 亮輔です。

 

最近朝型の生活にしようと5時半ごろに起床しようと日々頑張っています。

寝起きの時は正直眠気との戦いですが、そこを1つ抜けるととても快適に生活ができるようになり、仕事や時間効率も格段と良いです。

 

どうしても夜型になってしまいがちの方も多いですが、頭痛や自律神経でお悩みの方は一度朝型の生活をお勧めします。

 

さてそんな頭痛についてですが、日本国内に3000万人以上いるとされています。

そして気圧変化による頭痛で悩まれている方も大勢いるわけですが、そんな気圧の変化といえば天気・飛行機。そしてなかなか機会はないかもしれませんが、宇宙飛行においても頭痛が起こるのです。

 

今日はちょっと番外編ということで、宇宙頭痛と飛行機頭痛について触れて行きたいと思います。

この宇宙頭痛は宇宙飛行時に飛行士が悩まされている頭痛で「ホメオスターシス障害による頭痛」

と表現されます。

ホメオスターシスとは「生体恒常性」と訳され、自律神経・内分泌・免疫といった生体の安定を保つシステムを指します。

 

未だ仮設段階の頭痛ですが、微小重力での頭部方向への体液シフトによる当該内圧上昇、宇宙酔いと同様に視覚、前庭系、深部感覚などの感覚不一致、高い二酸化炭素濃度などが原因として考えられています。

 

では我々がさらに身近に感じやすい頭痛として「飛行機頭痛」についてです。

最近の報告では航空機利用者の8.3%に生じるとされ、決して稀な頭痛ではなくなっています。

主に着陸に向けた降下時に発症しますが、離陸上昇時や水平飛行時に生じることもあります。

 

急激に出現し、数秒で最高に達し15-30分で自然消失するとされ、極めて強く耐え難い痛みが前頭部から目の周囲に生じます。

原因は明らかではないのですが、気圧変化による副鼻腔に存在する三叉神経という痛みを感じる神経への刺激が考えられています。

 

また飛行機頭痛を生じる方に多い特徴として元々頭痛持ち、副鼻腔炎の存在、頭蓋内のう胞性病変がある方などが多いとされています。

 

最後の頭蓋内のう胞性病変とは、頭部内およびその周囲を循環している脳脊髄液が溜まった水風船のような空間が脳内に見られるものです。

また飛行機頭痛も宇宙頭痛と同様、「ホメオスターシス障害による頭痛」として生体安定性が破綻する二次性頭痛に分類されています。

 

地上でも多くの悩ませる頭痛が、航空機唐書や宇宙飛行でも悩ますのが頭痛なのです。

 

みなさんも宇宙飛行は少ないかもしれませんが、この年末に飛行機に搭乗される方は、耳を温めたり、マッサージしたりなどで飛行機頭痛にはくれぐれも気をつけましょう。

 

もし地上でも飛行機でも頭痛がひどい方は、品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください。

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そろそろ飛行機に乗ってお出かけ?

品川の頭痛治療家 片柳 亮輔