みなさんこんにちは。品川の頭痛治療家片柳 亮輔です。
東京は今週に入った途端、体感は真冬のような感覚です。
これからさらに寒くなると思うと体が固まりますし、ただ東京の寒さでウダウダ言っては行けないなぁと思う今日この頃です。
さてこれだけ気温差が出てくると、漢方では「閉蔵」と呼んで、体は休息モードに入り、感情も内に閉じ込めるようになります。
科学的にも日照時間が短るなると、体内で生活リズムを整えているBMAL1(ビーマルワン)という遺伝子が増えて、脂肪を溜め込もうとします。
この期間、寒くて体を動かすのも億劫になる、何もしなければ溜め込んだ脂肪は次の季節に持ち越されることに。
冬は頭痛はもちろんのこと、自律神経の乱れやさまざな体調が崩れやすい時期ですので、常に健康管理が大切。
その際に漢方で用いられている「気・血・水」の3つの要素が体内で十分に作られ、全身に巡った状態が健康と言えます。
・「気」・・・活動エネルギーの中心/「元気」や「気力」の気/免疫系を整えます。
・「血」・・・各組織、内臓を活性化/自律神経系を整える/栄養や酸素を体中に届けるのが血液
・「水」・・・血液以外の体液/体内の水分の巡回と回収/内分泌系(ホルモン)を整える
気のバランスが乱れている
・朝起きるのがツラい
・傷や字などの治りが遅い
・生あくび・ゲップ・オナラが多い
・太りやすく、痩せにくくなった。
心身を動かす動力であり、生命活動をつかさどる気。これが不足した気虚では疲労感や食欲不振、消化吸収機能や新陳代謝の低下など、ダメージ大。気が巡らなくなっている「気滞」は全身の臓器に異常が出たり、自律神経の乱れによって憂鬱かんやイライラなど精神的な影響も。
血のバランスが乱れている
・眠りが浅く、夜中に目覚めることがある
・顔のシミや黒ずみが気になる
・頭痛や肩こり、生理痛がある
・食べ過ぎてしまうことがある
文字通り「血液」とその流れを含めて血。体を潤し、栄養や酸素を補給すつ働きを持つ血が不足した血虚では、めまいや立ちくらみなどの症状が現ます。特に女性に多いので注意。血流が悪くなる「お血」で現れるのは、肩こり、冷え、肌のくすみ、頭痛、生理痛の悪化などです。
頭痛や自律神経の乱れがツラい方は、特にこの血のバランスが乱れている。つまり血流ということですね。
水のバランスが乱れている
・手足の冷えやむくみがある
・乾燥や湿疹など肌トラブルがある
・脚を組むクセがある
・下半身が太りやすい
血液以外の体液が「水」で、津液とも呼ばれ、汗、涙、尿、唾液なども水に含まれます。
体内を循環し、潤す水が足りていない「陰虚」だと、喉や口、肌が乾燥し、便秘にもなりやすい。
過剰な水分摂取などで起こる「水滞」では、むくみ、頭痛、食欲不振、鼻水、下痢などになりやすいです。
この水に対しても頭痛が該当します。
つまり頭痛持ちの方は、血と水。という体の中の巡るものに支障が出るということが、中国の昔からの考えでも明らかなわけです。
薬で治らないのは当然なのかもしれません。
もしあなたの頭痛が病院に行っても薬を飲んでも治らない場合は、品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください。
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品川の頭痛治療家 片柳 亮輔