脳疲労が頭痛になる!

みなさんこんにちは。品川の頭痛治療家片柳 亮輔です。

 

もう少しで暖かいと感じる季節が来るとは思うのですが、最近の朝晩の寒暖差には本当に

体が堪えますよね。

 

特に朝ベッドから起きあがろうとするまでに、なかなか布団が出ることがしにくくなっています。

中には寒さで夜中に起きてしまっている方もいるのではないでしょうか。

それ以外にも、寝ているのになかなか疲れが取れなかったりとしている方もおられるかもしれません。

 

そうなるとなかなか疲労が取れなかったりして頭痛や、自律神経の乱れに大きな影響を及ぼしかねません。

ではなぜそのような状態が起きるかというと、「脳」の疲れが原因とされているのです。

 

その話をする前に疲れには種類があることを説明させていただきます。

 

まず運動など体を動かして生じる疲労は末梢性の疲労です。

一方で、体を動かしていないのに生じるのが中枢性の疲労で、現代人に多い疲労はこの中枢性の疲労。

これは脳の疲れのことで、原因は自律神経の乱れにあります。

 

この疲労には呼吸も関係しています。

現代人の多くは猫背で、厳密には腰を反っていて首と頭が前に出た状態です。

自律神経は背骨に反って走っているので、腰が反っていると交感神経が常に刺激され、脳疲労を招きます。

その上猫背だと息は吐きにくくなり、息を吐く量よりも吸うりょうが多すぎる過呼吸になりがちです。

また、口呼吸になると呼吸の全体量が増加すると酸素と二酸化炭素のバランスが悪くなり、結果的に脳に酸素が行き渡らず脳疲労を招くのです。

 

さらに脳疲労の下人には刺激の偏りも関係しています。

スマホやパソコンばかりをに集中していると、体の機能や感覚は衰えているのに対し、視覚から得る情報量は過剰に。

このように刺激に偏った状態だと、脳が自分の体がどこにあるかを認識できない「迷子」のような状態になります。

例えば、突然つま先と壁の距離感がわからず、ぶつけたように距離感が測れなくなっている、これは脳内のボディマップがぼやけた状態。

こうなると安全が確保できないので、心身が常に緊張して交感神経が優位になり、脳が慢性的な疲労を起こすのです。

 

脳疲労の種類は3つ。

 

1。過呼吸や口呼吸

猫背たと口呼吸になりやすく、吐くよりも吸う量が増えて過呼吸になりがち。

また、現代人は常に交感神経が優位で呼吸が浅くなりやすく、この理由からも過呼吸になりやすいです。

過呼吸になると酸素と二酸化炭素のバランスが崩れ、酸素がうまく身体中に運ばれず、脳にも行き渡りにくくなり脳疲労を招きます。

 

2。刺激の偏り

体を動かさずに、スマホやパソコンばかり見ている現代人は、刺激が視覚に偏っています。

インプットとアウトプット(行動)のバランスが取れていれば脳と体の健康が保たれますが、視覚によるインプットが過剰な状態では脳が休まらず疲弊してしまいます。

 

3。体が迷子

刺激が視覚に偏っていると、バランス感覚や深部感覚など、他の感覚が衰えます。すると脳の中の体の地図=ボディマップが乱れ、自分の体を正確に動かせなくなるため、安全を確保できないので心身が常に緊張。

交感神経が優位になり、疲労のもととなります。

 

以上のように脳も疲労がとても溜まりやすく、ダメージを受けやすい。

その結果が自律神経の乱れや、頭痛。最も最悪な状態であれば「脳卒中」などの事態にもなりかねません。

 

なので上記にある

・呼吸・刺激のバランスを行い、疲労を溜めすぎない体にしましょう。

もしそれでも頭痛や自律神経の乱れが一向に良くならない場合。その時は品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください。

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品川の頭痛治療家 片柳 亮輔