みなさんこんにちは。品川の頭痛治療家片柳 亮輔です。
暖かくなったと思ったら、また寒い週末が戻ってきていましたね。
この時期は春の暖かさを感じつつも、突然の寒の戻りがあったりなどでなかなか油断ができません。
ついつい薄着で出かけようとしようものなら、体調を崩す原因にもなってしまいます。
その結果自律神経が乱れやすくなり、頭痛などにつながっていきます。
天気予報をしっかりと確認し、その日にあった服装で出かけるように意識して生活していきましょうね。
さてそんな頭痛は最近でこそ、男性もかなりの確率で増えてきていますが、当院ではまだまだ女性の頭痛患者さんが圧倒的に多いです。
その中でも多い頭痛のタイプが「偏頭痛」です。
ではその多い時期と多い理由についてここで触れていきたいと思います。
月経直前に偏頭痛が起こりやすいです。
その理由の1つは女性ホルモンの変化による要因です。「月経の数日前に偏頭痛になる」という女性はとても多いです。
月経、排卵時は、ホルモンの中のエストロゲンとプロゲステロンの分泌量に変化が起こります。特にエストロゲンが偏頭痛の発言に関係すると考えられています。
エストロゲンの分泌は、月経が終わると排卵に向けて増え、排卵時に急激に下がります。
その後また増えて次の月経に向けて減少するという周期になります。エストロゲンの分泌が急激に減少するとき、脳内の幸せのホルモンと呼ばれている「エストロゲン」や神経伝達物質の「カルシトニン遺伝子関連ペプチド」のバランスが変化します。
CGRPとは聞きなれない言葉もありますが、これが偏頭痛の発症に深く関係しているのです。
タイミングとしては月経2日目ぐらいに多く起こります。エストロゲンが急激に減少するときに偏頭痛が起こりやすいわけです。
偏頭痛が月経後半に立て続けに起こることもあります。その時は女性堀門のプロゲステロンとの兼ね合いで起こると考えられています。
月経直前に「月経前症候群(PMS)」という言葉もありますが、偏頭痛とはまた違う症状です。痛み方の違いは、偏頭痛は片方の頭がズキンズキンと脈打つように痛む。
月経関連偏頭痛は、痛みが長く続く、痛みが強い、鎮痛剤が効きづらいという特徴があります。
妊娠中に強い頭痛をくりかえず場合は、「妊娠高血圧症候群」など別の病気が原因のこともあります。
また更年期時期に偏頭痛を起こし、更年期の時期が終わると偏頭痛が終わるという話も聞きます。ホルモンのバランス的な理論からすると成り立ちます。
ただ体はこの偏頭痛の痛みに対する記憶が色濃く染み付いています。
そのため神経が過敏に反応し偏頭痛を起こしやすい体にはなってしまっているため、一概に更年期が終われば偏頭痛が治るというのは正直考えづらいでしょう。
また更年期の時期に偏頭痛が起きていたとしても、原因はホルモンではなかった場合、痛み続けている患者さんも多いです。
というように女性が偏頭痛を起こりやすい理由は多く存在します。
なので、周りはそのツラい状態を理解し、共感してあげることが大切なのです。
自分や私はないからわからない。という態度を取られてしまうと、頭痛持ちの患者さんは我慢してしまい、さらに痛みが強くなってしまうこともあります。
そんな偏頭痛で悩まれている方が周りにいれば、品川の頭痛専門やなぎ整体院をお薦めしてあげてください。
MRIで異常がなければ治してあげることは十分できます。
頭痛治療家になってから自分の頭痛が消えた
品川の頭痛治療家 片柳 亮輔