睡眠中は自律神経の嵐!!

みなさんこんにちは。品川の頭痛治療家片柳 亮輔です。

 

私ごとですが、今年初の草野球に参加してきました。

野球は観戦するのも楽しいですが、やっぱり自分がやるのに限りますね。

 

久しぶりで、草野球だったとはいえ、多少事前練習していたので良い結果を出すことができました。次回も良い成果を出せるようにちゃんと準備しておこうと思います。

 

また草野球のおかげで夜は本当にぐっすり眠れました。運動は大切ですね。

そんな睡眠について今日はフォーカスしていきたいと思います。

 

睡眠の一番の目的は休養で、ここがおろそかになると頭痛の原因になってしまいます。

基本的には体を活性化させる交感神経活動が低下し、代わりに副交感神経活動が優位になります。

副交感神経により心拍数、血圧、深部体温、体の代謝などが全て低下する一方、唾液や腸液などが分泌され、消化管の動きが活発され、活動中に食べた食べ物の消化と吸収に行なわれます。

睡眠中でも前半に多い深いノンレム睡眠中に副交感神経が活発になる、一日の中で最も心拍数や血圧が低下、呼吸も落ち着き、深部体温も急降下します。

 

しかし途中に現れるレム睡眠中には一変、交感神経活動が突如高まると、覚醒中と異なり不安定であるため、心拍数や血圧、呼吸数が乱高下します。

ノンレム睡眠中には皮膚からの放熱により体温の微調整によって深部体温を緩やかに低下するが、レム睡眠中には体温調整も不安定になります。

このレム睡眠中の交感神経機能の急激なアップダウンを「自律神経の嵐」と呼びます。

 

レム睡眠中に交感神経が高まりやすいのかの理由は不明です。ただ恒温動物は筋肉を収縮することで熱を作り体温を保ちます。

自然界に生き残るため、筋肉を弛緩させることで消費エネルギーを節約する時間帯がレム睡眠の始まりだとする説があります。

 

そのためレム睡眠中の大事な特徴として2つのポイントがあります。

1つは首から下はリラックスさせても、脳は深く眠らない。深く寝てしまうと危険を察知できません。実際レム睡眠中の脳波は覚醒時とほぼ変わらないほど周波数が高いです。そのため鮮明な夢を見ることができます。

 

2点目は、いざという時に即座に行動を起こせるように体のアイドリング状態を維持することです。エンジンが完全に止まってしまうと逃げようにも間に合わないなってしまいます。

若干エネルギーをロスしてもレム睡眠中に心拍数や血圧を高めに維持しておくことで行動しやすくなります。

このような原始的な名残が「自律神経の嵐」と呼ばれます。

 

そんなレム睡眠とノンレム睡眠にはご存じのようにリズムがあります。

レム睡眠は寝付いてから60〜120分後に出現し、以後平均して約90分周期で一晩に3〜5回出現します。レム睡眠は睡眠時間帯全体の20~25%を占めます。

 

このノンレム睡眠の性質とその訪れるリズムを理解しておくと、睡眠による休息がしっかりととれ疲労をとってあげることができます。

疲労をとることで頭痛や自律神経のコントロールされてきます。

 

もし睡眠をとってもなかなか頭痛や自律神経のコントロールができない場合は、品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください。

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草野球でおかしな覚醒をした

品川の頭痛治療家 片柳 亮輔