梅雨時期の睡眠対策

みなさんこんにちは。品川の頭痛治療家片柳 亮輔です。

 

5月もあっという間にあと2日ですね。

これから梅雨に入りますが、この梅雨があければいよいよ夏本番。

そして2022年も半分が過ぎようとしていています。

 

今年の疲労もかなり溜まっている方も多いのではないでしょうか。

特に梅雨は気圧と気候の変化が激しいため、体調を崩しやすい代表的な季節です。

 

そのためにも睡眠が重要になりますが、寝苦しく眠れないことも出てくると思います。その結果頭痛や自律神経の乱れなどの症状が大きく出やすいです。

 

ですので今日はこれからの梅雨時期の睡眠対策についてお伝えさせていただきます。

 

まずは

1脱水です。

血液が高まって作られた血栓が脳の血管に詰まる脳梗塞の発症は、梅雨にあたる6〜7月にかけて最も多くなる。気温がどんどん上昇しているのに、湿度が高いことで喉の渇きを自覚しにくいため、水分補給が不足して脱水になり、血液や体液の循環が悪くなる人が増えます。

 

その上寝ている間は水分を摂取できない上、皮膚や呼気から水分が失われます。

「不感蒸泄」と言われるもので、寝ているだけで200ccの水分が失われます。また尿として300ccの水分が膀胱に溜まるので、就寝中はただでさえ脱水を起こしやすい状態なのです。

自律神経は体幹循環もコントロールしているので、脱水状態では血流が悪化し、自律神経にかかる負担が増大することになります。それだけ睡眠の質も大きく低下してしまうのです。

 

就寝中の脱水を防ぐためには、ベッドに入る30〜40分前に少なくとも200ccの水分を摂取することと、さらに汗を吸収しやすく乾きやすい素材のパジャマを選ぶの効果的。

 

2湿気

高温多湿な環境で寝具がしっかり乾燥していないと、就寝中の体温コントロールがうまく機能しなくなります。

その結果、内臓を含めた体の中心部の体温=深部体温がしっかり下がらなくなり、睡眠の質が低下します。

 

就寝中は体の発汗による気化熱の作用で体温を低下させ、深部体温を下げることで深い睡眠に誘います。ただ乾燥していない寝具の場合、汗が蒸発しないためにうまく体の熱を吸い取れず、深部体温を下げる働きを防げてしまうのです。

雨で布団を干せないことも多い時期は、乾燥機などを活用して寝具エオしっかり乾燥させるのが大事です。

人が快適に眠ることができる室内の湿度は50〜60%が最適です。

6〜7月は湿度が80%前後まで上昇するので、エアコンや除湿器を使いコントロールすることが大切です。

 

3光

「夏至」は日の出から日の入りまでの時間が最も長い日で、そこを迎えるまでは徐々に日が長くなります。

つまり6月末までは、太陽が昇って明るくなる時刻=朝が早くなるということです。

雨天で太陽が隠れていても明るくなるのは同じです。

実は目を閉じていてもまぶたを通して光を感じます。

 

光を感知すると脳は「朝が来た」と判断して睡眠深度を浅くします。

その結果窓から漏れる光のわずかな差し込みだけでも質の良い睡眠を妨げてしまいます。

仮に普段は朝6時に起きている人が4時に光を浴びると、質の高い睡眠は2時間減ってしまうのです。

 

また過去の研究では、街灯の差し込み光や豆電球程度の明かりでも光を感知して睡眠の質を下げてしまう結果も出ています。

 

これからの時期は、特にこの3つを意識して質の良い睡眠を目指しましょう。

もし睡眠が取れず、さらに調子を崩してしまった、睡眠をとっても調子が戻らず頭痛や自律神経の乱れを感じている方は、品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください。

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雨が降っている時に家の中にいるとなぜかほっこり

品川の頭痛治療家 片柳 亮輔