みなさんこんにちは。品川の頭痛治療家片柳 亮輔です。
今日から6月です。
春先から始まったことがどんどん本格的になっていく時期に入りますね。
新学年で始まった学校や、新入社員で入った会社、スポーツも3月ごろから開幕して前半で山場。
色々なことが大きく動き出しています。
その分、体に対する疲労も大きな時期です。
なぜならこの気圧の変動と高温多湿の時期、そして春先からフルスロットルで動いていきた人にとっては、一度疲労を迎える時期です。
なかなかブレーキを踏みにくいかもしれませんが、時には思い切ってブレーキを踏んで体を休ませてあげましょう。
そんな中でブレーキを踏もうと思っても自然に反応してしまうのでが「目」であり「視神経」です。
ここは生活に欠かせないところであり、なおかつ疲労が溜まると激しい頭痛へとつながります。
ということで今日はこの「視神経」について構造について説明をしていきたいと思います。
まず目には3つの機能がくっついています。
網膜・瞳孔・視神経。
まず網膜。
ここは眼球の中に入ってきた光が像を結ぶ膜、カメラでいうフィルムに当たるところです。
この網膜は非常に薄く、厚い部分でも0.3~0.5mm、薄い部分はわずか0.1mm前後。
この薄い膜は、光に反応して色や形を感じ取る神経細胞である「視細胞」がなんと1億個以上も存在している「超高性能スクリーン」で、この網膜に映し出される像こそ、「見る」の元です。
続いて「開口部」瞳孔。
黒目と呼ばれる茶褐色の円の中心には開口部があり、光の通り道となっています。
黒目の中心にある黒く小さい丸が「瞳孔」と呼ばれる開口部。
目の中に光を取り込むと行っても無制限ではなく、目の中心を大きくしたり小さくしたりして、光が網膜に投射されるように調整しているのです。
この瞳孔の開きの調整は、光の刺激を受けて無意識のうちに働くものですが、何らかの原因で瞳孔をうまく縮められなくなると、光が必要以上に眼球の中に入ってきてしまい、眩しさや痛みを感じます。
脳へとつながるケーブル「視神経」
瞳孔をくぐり抜けて眼球の中に差し込んだ光は、網膜状で像を結びます。
その像は、脳へと伝達されて視覚情報として処理されますが、脳への伝達に大きく関わっているのが「視神経」です。視神経は100万本異教の神経繊維が束になったケーブルのような組織です。
網膜にある視細胞は、光を受容して色や形といった情報を把握すると、その情報を電気信号へと変換し、網膜に張り巡らされている神経繊維へと流します。
神経繊維は眼球の奥野方に向かうにつれ徐々に集まっていき、最終的には1本の束になります。
この1本にまとまった位置が「視神経乳頭」であり、視神経が眼球壁を貫いて目の外へと出る出口にあたります。視神経は、そこから脳へと向かい、情報を脳の中枢に送ります。
右と左から1本ずつ伸びる視神経は、途中で交差する際に反束ずつ組み替えが行われ、「右目の視覚情報と、左目の視覚情報」という分け方から、「眼球の右半分の視覚情報と、眼球の左半分の視覚情報」という分け方になります。
以上のように視覚は3つの機能が線となって動いています。それだけ繊細であり、緻密なわけです。
だからこそ、その機能がの一部が少しでも崩れていくと頭痛やめまいといった症状が出てしまいやすいのです。
ご時世的にも視覚は絶対に欠かすことのできない機能です。しっかりと休息をとり、疲労を溜め込まないようにしましょう。
目の奥からくるような頭痛やめまいにお悩みの方は、品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください。
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色盲だから頭痛になりやすかった??
品川の頭痛治療家 片柳 亮輔