まばたきを増やそう!!

みなさんこんにちは。品川の頭痛治療家片柳 亮輔です。

 

昨日、新しい患者さんで高校生がお母さんと一緒に来院されました。最近は学生の患者さんも多くなり珍しくなく、みんな共通しているのが猫背とストレートネック、スマホをみている時間の長さ。

 

ここが親御さん方が最も気になるポイントです。確かに将来的にも影響が出てきてしまいそうな大きいポイントなので、とても気になってしまいますよね。

 

その中でスマホを長く見ているお子さん、また大人もそうなのですがもう一つ共通しているポイントがあります。

それが何かというと「まばたき」についてです。

この働きと回数が悪く、頭痛やめまいの原因になってしまっていることが多くなっています。

 

なので今日はまばたきの種類と働き、重要性についてお伝えさせていただきます。

まばたきには3種類あり、

①自然に行っている「周期性まばたき」

②目に光が差し込んだときなどに反射的に閉じる「反射性まばたき」

③ウィンクのように意識的に行う「随意的まばたき」

の3つの種類があります。

 

そんなまばたきの働きですが、

目というのは涙で守られています。目をずっと開けたままでいると、外の空気にさらされ、いずれは乾燥してしまいます。それを防ぐ為にとても大切な働きをしているのが「まばたき」です。

まぶたにある筋肉の収縮によって行われています。

この筋肉に収縮により、涙腺から出ている涙を目の表面へ運び、涙の薄い膜を作ります。

 

その目の表面の層は、「ムチン層・液層・油層」の3層からできています。

この層の中で油層というのが、まばたきの度に涙の膜を覆い、目を乾くのを防いでいます。

 

そして意外に重要なのが瞬きの回数です。

1分間に約20回繰り返しており、1時間で1200回、1日16時間起きているとしたら約19200回、1年で700万回、70歳までで考えたら約5億回まばたきすることになります。

 

しかしパソコンやスマホといった夢中になっている時間が長いとまばたきの回数は減り、涙の出る量も減ってしまいます。

 涙の少ない時間が続くと、目の表面は乾燥し、傷つき、「ドライアイ」になります。乾燥により波さの膜が不安定になり、視力を低下することもあります。

そしてまばたきの回数が減ることで、眼精疲労と体にとって過度のストレスがかかり、頭痛やめまいの大きな原因となってしまうのです。

 

見るのは良いですが、1時間半〜2時間に一度は5〜10分のインターバルを常に取るようにして目に対する負担を減らすとともに、まばたきを意識した生活をしてみましょう。

 

そんな疲労やストレスですでにツラい頭痛が出ている方は、

品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください。

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私もまばたきを注意しないといけない一人

品川の頭痛治療家 片柳 亮輔