みなさんこんにちは。品川の頭痛治療家片柳 亮輔です。
さあいよいよ学生や園児は夏休みに入ります。
スポーツや勉強、家のこと、遊びとさまざまなことに時間を費やすことと思います。
ただ全てにおいて言えることは、しっかりと休息をとり、食事をとり睡眠を摂ることを忘れないでほしいですね。
いくら学校がないとはいえ、生活リズムが崩れたり、睡眠不足がたたると頭痛や自律神経の崩れの一因となります。
今日はそんなお子さんの頭痛についてです。
当院でも年々多くなってきています。
子供の頭痛は時間が短く、頭痛発作以外は普段と変わりがないので判断がなかなか難しいです。
特に夏休みに入るとパタっと頭痛がなくなる子もいるかもしれません。
これは怠けたいわけでは決してなく、クラスメートや学校内の環境のどこかが一因となっている可能性が高いです。
ここで適切な対応をしておかないと後でのダメージが大きくなちます。
子供の偏頭痛の持続時間は2〜3時間と比較的短く、運動で悪くなることが多いです。保健室に行ったりして暗いところで静かに寝ることで一時的な回復は期待できます。
だからこそそのために周りの大人が理解をしてあげることが大切なのです。
子供の頭痛は偏頭痛であることが多いです。
ただ大人の偏頭痛とは異なり、特徴として、
①頭痛持続時間が2〜3時間と短い
②頭部部位が両側性であることが多い
③腹部症状が多い。頭痛は強いが、治ると平然としていて、光過敏の症状もうまく伝えられないことからサボっていることが多いと思われがちなのです。
偏頭痛と連動していることが多いその他の症状として下記が挙げられます。
①周期性嘔吐症候群
悪心と嘔吐が持続的、周期的に起こり、発作のない時には全く正常。食あたりと似ていて注意が必要です。
②腹部偏頭痛
強い腹痛で、食欲不振、悪心、嘔吐、顔面蒼白などを伴います。腹部症状で始まり成長してくると共に偏頭痛が起こってくることが多いことがあります。
③良性発作性めまい
急に起こるぐるぐる回転するめまいも併発しやすいです。
④良性発作性斜頸
頭が左右にどちらかに傾いて、数分から数日間で自然に治る発作が毎月のように起こります。生後1年以内に起こり、将来片頭痛に移行もあり得ます。
子供の場合は特にうまく症状を伝えることが難しく、眩しい場所を嫌がる、音に敏感で不機嫌になるなどの行動からも偏頭痛を疑うことが大切です。
遺伝的なものについて
偏頭痛は特に母親が偏頭痛だと、娘も偏頭痛になる確率が高いことがわかっています。
双子のお子さんで二卵性より一卵性で偏頭痛の一致率が高いことも有名で、多くの研究から環境因子、遺伝因子が関連する多因子性疾患と考えられています。
最後は何よりも生活習慣
薬以前に、規則正しい生活習慣がとても大切です。
生活を変えることで頭痛が良くなるお子さんもいます。
その生活の中でも睡眠を意識し、深夜帯までスマホやゲーム、勉強しすぎないように大人は見てあげることが大切です。
それでも頭痛や自律神経の乱れが治らない場合は、品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください。
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学生の頃は必須睡眠時間7時間
品川の頭痛治療家 片柳 亮輔