体ではなく脳の快適温度で。

みなさんこんにちは。品川の頭痛治療家片柳 亮輔です。

 

いよいよ天気もようやく夏本番ですね。

遊びに仕事に、勉強に家事にとなんだかんだでいつも以上に忙しくなられる方が多いのではないでしょうか。

 

ついつい集中して動き過ぎてしまう方も多いかと思いますが、くれぐれもご自身のブレーキを忘れず休息をとりながら楽しい有意義な夏にしましょう。

 

そのためには睡眠は不可欠。ここを手抜いてしまうと、頭痛や自律神経が乱れて体調不良の原因に。そして夏のダメージは長く引っ張ってしまうことが多いので注意しましょう。

 

ではその睡眠をうまくするために大切なのは、夏はやはり室温。

どのぐらいの設定温度が体にとって良いのかご紹介します。

 

まず睡眠中は、脳は活動を落とし、脳温度を1℃程度下げて疲労回復を図っています。

しかし、暑く寝苦しい室温では深部体温が上昇しないよう、吐息の温度を上げて放熱したり、発汗を促したりなど、自律神経が睡眠中も指令を出し続けることになります。

その結果、脳の疲労を回復させるべき睡眠中にも自律神経を酷使させ、さらに疲労を蓄積させることになります。

 

ではエアコンをつけて室温を涼しくすると自律神経は疲れないのか?その通りなのです。

脳は最も発熱しやすくのぼせやすくもあります。

なので脳は常に冷やす必要があり、特に自律神経の中は鼻から吸う空気を涼しくして空冷式に冷やすのが最も有効な手段。

なので就寝中もエアコンはつけっぱなしにして、朝までこの室温を保っておくべきなのです。

 

睡眠は「質×時間」で、たとえば質の良い睡眠で6時間睡眠で回復できる人も、室温28℃で眠って質を悪くすると8時間の睡眠が必要となってしまうのです。

脳の快適温度は、人類共通に22〜24℃が最適であることがわかっています。しかし体の快適温度は筋肉量に比例するので、平均的な日本人では22〜24℃では体が寒さに耐えることができません。

つまり多くの日本人の場合、脳の快適温度と体の快適温度に乖離があるということです。

一方、平均的に筋肉量の多い欧米人は体の快適温度と脳の快適温度が一致することが多く、室温22〜24℃が快適で健康的とされています。

 

なので日本人の場合、体は脳を守るためにあるので、脳にとって快適な温度22〜24℃の環境で寝ることで、脳の疲労を摂ることが大事です。その代わり体には掛け布団をかけておくことです。

 

以上の室温で睡眠を体にではなく、脳にとって快適な状況を作ってあげるようにしましょう。

それでも疲労が回復せず、頭痛や自律神経が乱れている方は品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください。

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筋肉量も増やし、脳と同じ快適温度に体も作る!

品川の頭痛治療家 片柳 亮輔