みなさんこんにちは。品川の頭痛治療家片柳 亮輔です。
7月の後半は気温や湿度もまるで梅雨のような気候でしたが、先週からいよいよ夏の本格的な気温や日差しになってきました。
セミの大合唱もスタート。
これだけ暑いと食べ物もどうしても冷たいものが多くなってしまいがちです。また外気温と屋内の気温差が大きいと自律神経が逆に疲れてしまい、自律神経が乱れて頭痛になってしまいやすいです。
そのほかの機能も自律神経の乱れとつながりが大きいので、今日はそこをご紹介させていただきます。
まずそこをお伝えしていく前に人間の体の原理。
体の中に、約37~60兆個の細胞が集まってできています。
この細胞の1つ一つが、それぞれの役割を果たして機能してこそ、健康を維持できることができています。
細胞が機能するためには、頭痛にも影響する酸素と栄養が必要。
その前身の細胞に栄養と酸素を行き渡らせるために機能しているのが血液です。
この栄養と酸素を、食事と呼吸によって体内に取り込み、さらに栄養は腸で、酸素は肺で吸収し、血液に乗せて細胞に運んでいます。その循環が上手くいくかなくなると頭痛になってしまい、一方で現代に不安の渦中になっているコロナウイルスに対して重要な「免疫細胞」を運んでくれるのも血液です。
細胞の隅々まで質の良い綺麗な血液が流れれば、十分な栄養と酸素が届けられ、全ての臓器が適切かつ十分に働き、免疫も高まります。
この血液をコントロールしているのも自律神経。
交感神経は血管を収縮させ、副交感神経は血管を拡張させます。
両者がバランスよく交互に働くことで、血管の収縮と拡張がリズミカルに繰り返され、血液はスムーズに流れて全身に行き渡ります。
ただここで交感神経が過剰に優位になると、呼吸が浅くなって心拍数が上がり、血管が収縮して血流が滞ります。その結果、頭痛の原因になったり、重症になると脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす血栓が生じてしまいます。
また体内に老廃物が溜まってしまうと、免疫力や体力、脳の働きも低下し、ここからも頭痛の原因になってしまいます。
そしてメンタルの不調にもつながってしまうのです。
つまり自律神経が頭痛やメンタルの不調だけではなく、
血管、血液、腸、そして細胞や免疫細胞にまで大きな影響を及ぼすことを理解しておくことが大切なのです。
なおかつ自律神経を放っておくと、大きな病気や疾患の引き金にもなります。過剰になる必要はありませんが、調子が悪かったりしたら休息をとりまずは体調を元に戻す。
という習慣を作るようにしましょう。
それでも自律神経が乱れたり、頭痛が治らないようでしたら、品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください。
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品川の頭痛治療家 片柳 亮輔