みなさんこんにちは。品川の頭痛治療家の片柳 亮輔です。
昨日から線状降水帯や新潟や山形での大雨、関東でも夜から雷が鳴り響いており、大気が非常に不安定のようです。
大雨の地域の方は、身の安全の確保を大前提。雷が多く鳴り響いている地域の方も屋外にはでず、屋根のあるところで生活をしてください。
これだけ大気が不安定ということは気圧も変化が大きいです。
気象病の症状が出ている方も多いかと思います。内耳を守るために耳を温めたり、首と後頭部の付け根を冷やしても温めても良いので気持ちの良い方を選択して当ててあげてください。
あとは疲労を溜めないことが一番です。
疲労を溜めないためには睡眠が重要なことは誰もが周知なわけですが、睡眠中も交感神経が優位な人は頭痛を起こしやすいわけですが、実は免疫が低下して風邪をひきやすいということもご存知でしたでしょうか?
健康な人は夜の時間帯に副交感神経が上がります。
一方で免疫が低下した人(例えば風邪をひきやすい場合)は夜になっても副交感神経が上がりません。
これはある大学の研究ですが、睡眠時間が6時間未満の人が何らかの体調を崩す確率が4倍以上。また睡眠時間が6時間未満の人は、7時間以上眠っている人に比べて、ワクチンの有効性が11.5倍も低いという報告もあります。
睡眠と免疫の働きは表裏一体で、睡眠中の副交感神経をしっかり高めることが免疫の機能を適度に上げることにつながっているわけです。
自律神経は無意識のうちに体を調整しているわけですが、自己防衛システムの要である免疫細胞の白血球とも連動しています。
交感神経は外的と闘う白血球の1つである、顆粒球というのをコントロールしています。
一方で交感神経が優位になりすぎて顆粒球が増えすぎると、体内の常在菌を攻撃して化膿性の炎症や活性酸素が大量発生し、口内炎や急性虫垂炎、胃潰瘍などの病気にまで発展します。
副交感神経も外敵と闘うリンパ球をコントロールしています。リンパ球はウイルスやがん細胞などを無毒化する抗体を作り、体を守ってくれます。
ただ睡眠不足や過度のストレスなどで副交感神経の働きが抑制されると頭痛はもちろんですが、風邪やウイルス感染、今でいうならコロナウイルス感染などが起こりやすくなります。一方で副交感神経の働きが優位になりすぎてしまうと、花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患へとつながっていきます。
だからこそ自律神経を整えて頭痛や自律神経の乱れを防ぎ、免疫細胞に十分に働いてもらう必要があるわけです。
もし生活習慣を整えても頭痛や自律神経の乱れが良くなっていない場合、これは要注意サインです。品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください。
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自律神経の攻略家
品川の頭痛治療家 片柳 亮輔