みなさんこんにちは。品川の頭痛治療家の片柳 亮輔です。
今年の夏は花火やお祭りが3年ぶりに行われ始めているところが出てきています。
コロナ禍に生まれたお子さんやその少し前に生まれたお子さんたちは花火やお祭りって何?と思うかもしれませんが、あの楽しさは夏にしか味わえないので、世の中のお父さん、お母さんはぜひ連れて行って上げてほしいです。
とはいうものの、これだけ連日暑いと仕事や家事をやっていても疲労が溜まってしまい頭痛や自律神経が乱れてしまい、来院されている患者さんも多いです。
その結果、頭痛薬やその他の薬。10代後半〜30代前半の方に多いのはエナジードリンクを多用している方も多いです。
ただこのエナジードリンクは飲み方を気をつけない、逆に頭痛だったり、その他の症状を併発する可能性があるので注意が必要なのです。
ではなぜカフェインをとるのと頭が冴えるのか。から説明していきます。
実はカフェインそのものには目を覚ます作用はなく、脳内の「アデノシン」という物質をブロックする(脳に認識できなくさせる)働きしかありません。
アデノシンという物質は。「脳が活動した後に出るカス」のようなイメージです。
アデノシンは。覚醒作用のある「ドーパミン」という神経伝達物質の効果を落とすことで、眠気を引き起こし、睡眠をとることで脳から除去されます。脳にたくさんカスが溜まってくると、人は眠ることで脳の掃除をします。
カフェインには、このカスが溜まっていることを脳が認識できないようにする作用があります。結果として、脳内には疲れによるカスが沢山あっても、気づかず元気に起きていられるようになるのです。
一方でカフェインの効力が消えた時、脳内のカスに気づくので一気に疲労感がわかるようになります。
ではなぜそのカフェインが原因で頭痛は起こるのか。
カフェインは解熱鎮痛作用があります。この作用は血管を収縮させることで得られるものです。
カフェインが体内にある間は脳の血管が収縮し、一時的に頭痛が良くなったように感じます。ただ体内から消えていくと血管収縮作用が失われ、脳の血管が拡張していき、脳の表面の膜がピンと張ることで頭痛が生じます。
結果として「カフェインがないと頭痛がする!」というふのスパイラルが生まれることになるのです。
こうなってしまうとカフェインを摂る量を自分で調整するのは困難です。
「カフェイン頭痛」は、カフェインを毎日235mg以上摂取していた人の半数に発生するリスクがあります。頭痛の他にも集中力の低下、イライラ、眠気、倦怠感、胃や関節の痛みがあります。カフェインをやめた後12〜24時間に発症した症状は。カフェインの離脱症状と考えるべきです。大体48時間でピーク。2〜9日ほど継続します。
この間で頭痛が落ち着けば良いですが、もし薬を飲んでも治らないレベルの場合は、品川の頭痛専門やなぎ整体院に来てください。重症の頭痛でも治ります。
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暑いからコーヒーの飲む量減った
品川の頭痛治療家 片柳 亮輔