みなさんこんにちは。品川の頭痛治療家の片柳 亮輔です。
昨日患者さんとお話をさせていただいて思ったことを1つ。
頭痛のクリニックに2年ほど通われていて、言われたのが
「2年近く治療をしていてここまで変化がないということは原因はきっとメンタルなのだと思う。そうなるとここでは治療をしても治していくことが難しいから、薬の幅も増やせるし、そこなら直せるはずだから心療内科を紹介するよ。毎月20名はその心療内科を紹介しているから。」
というお医者さんの発言だったそうです。みなさんはこの言葉を聞いてどう思いましたでしょうか?
私としては正直あり得ないという感想ですし、私の考えを患者さんにお伝えしました。
言いたいことは色々ありますし、患者さんもショックを隠せない状況でした。
全ての病院の先生がそのようなわけではないですが、このことを簡単に言える。また患者さんに全く寄り添えていない。共感できていないお医者さんが頭痛クリニックの先生をされていて良いのか?と強く思いました。
決して効きも良いわけではないけれど、結果的に飲み過ぎて薬物乱用頭痛にもなってしまう患者さんも本当に多いです。
まずは病院を頼ることは当然です。頭痛外来や頭痛に携わる先生方で、今回の病院の先生以外はこんな対応をされないことを切に願っております。
さて上記したように病院に通い、「痛みがひかない」と言って増えてくるのが頭痛薬。
その結果「薬物乱用頭痛」になる方が非常に多いです。
今日は改めてこの「薬物乱用頭痛」についてお伝えさせていただきます。
言葉の通り頭痛薬を飲む回数が増え、その結果、頭痛の症状が悪化・慢性化してしまってい使用が多くなっていることで起こる頭痛です。頭痛薬を常用していると脳が痛みに過敏になり。ちょっとした刺激で強い痛みを感じるようになります。
結果的に頭痛が起こる回数が増え痛みも強くなり、症状を悪化させます。
これが薬剤によるものということを知らずにいると、頭痛薬を飲む頻度が増えてさらに頭痛が悪化して、薬自体の効果も薄くなってきます。頭痛薬も毎月10回以上飲むという場合は、薬物乱用頭痛の可能性があります。
偏頭痛や緊張型頭痛がある方の発症が多いです。
ここに該当する方は要注意です。
・頭痛薬を月に10回以上飲んでいる
・頭痛薬が効かなくなってきた
・起床時にも頭痛がある
・薬を飲んでも頭痛が強くなってしまう
・頭痛の程度、痛む場所などがこれまでと違う時がある
・予防的に頭痛薬を服用している
また、飲んでいる頭痛薬が、複数の主成分を持っている場合、そしてカフェイン(無水カフェイン)が含まれている場合は、薬物乱用頭痛になるリスクが高いとされています。
鎮痛剤の多くには、カフェインが含まれていることで注意が必要です。
沢山の服用した場合、薬そのものよりもカフェインが過量になることが問題となります。
あなたの頭痛もなかなか治らず、すでに頭痛薬をかなり多用している。もしくは薬を常用しているが頭痛がひかない場合。
品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください。
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薬を必要しなくなる頭痛治療が得意
品川の頭痛治療家 片柳 亮輔