起立性調節障害は焦らないこと。

みなさんこんにちは。品川の頭痛治療家の片柳 亮輔です。

子供も大人も夏休みが終わりを告げたり、まもなく夏休みが終わってしまう人も多いのではないでしょうか。

夏休みって特に終わりに寂しさを感じますよね。

子供だとなおさら。

 

当院でこの時期にある原因で頭痛や自律神経が乱れて、来院される患者さんが増えています。それはどのような症状かというと「起立性調節障害」です。

名前はよく聞かれたことがあるかもしれません。

 

では具体的にどのようなものなのか?改めてこのブログで書かせていただきたいと思います。

この症状は、起立時にめまいや動悸、失神などが起きてしまう症状ですね。

主な原因としては、名前の通りですが自律神経の調節がうまくいかなくなることが原因です。人は立ち上がる時に交感神経が働き、下半身に血液がたまるのを防いで血圧を維持します。ところが、この交感神経がうまく働かず、血圧が低下したまま脳にも血流がいかないため、朝起きられなかったり、めまいや動悸などの症状がおこったりしてしまうのです。

 

特に体が急激に成長する小学校高学年から中学生にかけての思春期に多く見られやすく、発症する原因は、体の成長に比べて自律神経の成長が間に合っていないことが多いとも言われています。こうした体の発育による自律神経以外にも、水分の摂取不足、運動不足や精神的なストレスなども関係しています。また、起立性調節障害に悩む約半数に遺伝的な傾向も大いにあります。

 

主には、「朝なかなか起きられない」「立ち上がった時にめまいや失神が起こる」「動悸や息切れ」「頭痛やうつ状態」。午前中に症状が強く出ることが多く、午後になると軽減していくのも特徴です。その結果、昼夜逆転にの生活になってしまうこともあり、朝なかなか起きられないことから不登校につながることもあります。

学生の場合、この症状が不登校で「怠けやサボり」と捉えられてしまうと、理解してもらえないとさらに不登校の状態や症状の悪化につながります。

 

そのほかの症状でも、顔面蒼白、食欲不振、倦怠感、腹痛、乗り物酔いなど。そして精神的なストレスから日常生活に大きな支障をきたし、集中力や思考力の低下にもつながります。

 

このような症状の場合、特に薬物療法は有効ではありません。

ゆっくり、焦らなくて良いのでゆっくり立ち上がったり、ただ長時間の立っている状態は避けたりとした行動の対策が重要です。ポイントは周りがとにかく焦らないこと。

ストレスやプレッシャーに対してとてもセンシティブになっている状態です。

 

一緒にストレスを取り除いてあげるようなリラックスした状態で生活環境を整えてあげることが何よりも大切な症状です。

また薬物は有効ではありませんが、当院の治療は起立性調節障害にも有効です。

もし生活環境を整えても、症状の改善が見られないようでしたら品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください。

→起立性調節障害を治したい方はコチラから予約。

 

何事も焦らない。ことが大事。

品川の頭痛治療家 片柳 亮輔