みなさんこんにちは。品川の頭痛治療家の片柳 亮輔です。
暑さも少しずつですがひと段落しそうな気候になってきましたね。
これからは暑さよりも気圧の変化による秋雨が、手強い相手になりそうです。最近の気候は落ち着いた気持ちの良い時期が極端に減って、いつも何か敵が存在するように感じます。
そしてそんな天気の変化によって気圧も大きな変化が生まれます。
それが「気象病」です。約80%の人が気圧の変化で体調を崩しているとも言われています。
天気痛や気象病と言われるわけですが、頭痛やめまい、首、肩こり、むくみ、めまい、耳なり、気分の落ち込みなど色々あります。
原因は、耳の中の内耳や自律神経に作用して表れる症状です。
少し前まではこの気象病という言葉は、あまり耳にしなかったのが正直なところだと思います。ただ最近は多くの人が天気が悪いときに、体調が崩れるという同じ症状が出てきたことで浸透されてきています。
そもそも気圧って?となりますよね。
気圧は簡単に言えば空気の重さ。常に人間は空気の重さの影響を受けています。
低気圧の時は、空気が軽く=体への圧力が弱まります。高気圧の場合は、空気が重く=体が圧力を受けます。
そんな中で人間が潰れないのは、体の内部から気圧を押し返しているわけです。
そしてその気圧が変化すると人間の体はストレスを感じるため、抵抗しようとして自律神経が活性化されるわけです。そしてその自律神経の調整がうまくいかないと、頭痛やめまい、気分の落ち込みなどの原因になるのです。
日本の中でもおよそ1000万人以上が天気の影響を受けているといわれています。
また天気が悪くなる前日や前々日に症状が出る方もいます。
これは台風を例に挙げるとわかりやすいかもしれませんが、暖かい空気を持ってくることで海面水温が上昇したことで、気圧の変化がすでに始まるので体に症状が生まれます。
目には見えませんが、とても大きな圧力がかかっています。
1平方メートルあたりにかかる1気圧は、なんと10トン!!男性の表面積の平均は1.6平方メートル。女性が1.4平方メートル。つまり男性が16トン!女性が14トン!もの圧力を常に受け続けているのです。
そして体調的な症状で言うと1013ヘクトパスカル(1気圧)よりも6〜10ヘクトパスカル下がると、頭痛の発症率が上がるという研究結果が出ています。
また1日の中でも気圧は変動しています。これを「大気潮汐」と言います。
この言葉は、昼間に太陽の光で大気が温められることや、日没後に冷やされることなどによって発生する周期的な気圧変化のこと。この現象は太陽や月の引力、更には地球と月が共通する重心の周囲を回ることによって生じる遠心力にも影響を受けます。潮の満ち引きと同じように、大気も満ち引きを繰り返しているのです。
大気潮汐の変化は半日サイクルで1日2回、上下動していて、9時ごろと21時ごろに高くなり、3時ごろと15時ごろに低くなるのが通常です。
と言うように天候での変化はもちろんですが、何気ない1日の中でも気圧の変化というのはあるため、なぜか体調がすぐれない。頭痛やめまいなどが起こる。というのがあるわけです。
この気象病による頭痛やその他の体調不良を根本から治したい場合は、品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください。
→気象病を治したい方はコチラ
肩の極端な重さが気圧変化の独自サイン
品川の頭痛治療家 片柳 亮輔