HSPと自律神経!!!!!

みなさんこんにちは。品川の頭痛治療家の片柳 亮輔です。

関東の週末は久しぶりに行楽日和で、少し秋めいた気持ちの良い天気でしたね。

一方で沖縄にはまた台風襲来ということで、くれぐれもお気をつけいただけたらと思います。

今年の台風の出現はスタートが遅かったために、それを取り返すようにどんどんやってくる流れになっているということでした。まるで人間のように感性ですね。

 

気圧で体調を崩しやすい方は、耳たぶをほぐすなどして気圧管理を徹底しましょう。

今日は気圧ではなく、人圧がストレスとなって自律神経の乱れに発展、その結果頭痛になってしまいやすい方の症状についてです。

それは繊細で感受性が豊な性質の人のことでH S Pと言います。

「ハイリーセンシティブパーソン」という言葉です

このH S Pには2種類のタイプがあります。

 

1つはH S Pならではの深い処理や察知する能力、共感力の高さなどを活かし自分の能力を発揮、社会で活躍できる人。もう1つはH SPとしての強みや良さを持っているにもかかわらず、不安が強く出ていて仕事や職場の人間関係につまづきがちだったり、一歩を踏み出せない人です。

ただ後者はH S Pが原因というよりも、自律神経の反応が大きく関わっているということです。

もっというとH S Pや自律神経の反応によって頭痛などが出てしまうのは、神経刺激が刺激過多になっているという特性があります。

 

自律神経には活発な時「交感神経」とリラックス状態の「副交感神経」があります。さらに副交感神経の中には「背側迷走神経」と「腹側迷走神経」という神経があるという理論があります。

背側迷走神経は、死の脅威に直面した時などの生き残ろうとする神経です。野生の動物のシーンで草食動物が獲物に狙われているとき、じっとしているシーンがあると思います。あれが背側迷走神経が優位になった状態。

 

我々の人間の社会で言えば、理不尽に上司に怒られたり、怒鳴られたりするとフリーズしたり涙を流す人もいますが、これがサバイバル反応。冷静に対処したいけどそうできない自律神経状態です。緊張やストレスが大きい日々で交感神経が活発化しすぎて、フリーズしかできなくなってしまうことがあります。全員ではありませんが、H S Pは神経処理が深い分、そうなってしまうリスクが高いのです。

自律神経は共鳴するので、その場の雰囲気や人の感情・危険を察知しやすいH S Pはしんどくなりやすいです。その結果一人で悩みを抱え込んでしまうのもH S Pの特徴。

無理を重ねたことでベッドから動けない。学校や仕事にいけなくなったという状態になります。これは自分の頑張りが足りないのではなく、自律神経の状態なのです。

 

なのでH S Pの場合は刺激の耐性幅をまずは広げてあげることが大事です。

人によって、刺激の耐性は大きく異なります。働いたり学校に行く上で、落ち込むや動揺するなどある程度の感情の揺らぎは誰にでもありますが、それがどれぐらいの量が耐えれるか理解しておけば良いのです。

もう一つは何よりも周りの理解です。差別をするのではなく、少し人よりも神経が敏感である。ということを理解してあげるだけでも大きく異なります。集中力や理解力は通常であればとても高いのがH S Pの特徴でもあります。

 環境の土台さえ整えてあげれば、素晴らしい活躍ができます。

 

これはH S Pに限ったことではありませんが、一人一人の特徴をある程度でも良いので、理解してあげつつ働きやすい、学びやすい環境を作ってあげることが今回のH S Pはじめ、自律神経の敏感な方には最も大切です。

 

ただそれでも自律神経の敏感さから頭痛やめまいなど、症状が出てしまう方は品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください。

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環境作りはとても得意です。

品川の頭痛治療家 片柳 亮輔