過緊張と頭痛は酷似!

みなさんこんにちは。品川の頭痛治療家の片柳 亮輔です。

 

秋が少しずつ深まってきましたね。朝晩と昼間の気温差も大きくなり、紅葉も少しずつ準備を始めてくれるでしょうか。

2年ぐらい前は確かあまりに夏から秋にかけても暑かったため、紅葉が焦げてしまっているという現象もあったそうです。

 

そしてまた秋は運動も大会だったり、受験生はペースを上げていく時期かもしれません。

お仕事も半期末だったり、家族が忙しくなると家事もそれに合わせていかないといけなかったりと年末に向けてばたつくシーズンでもあります。

 

そのためこの時期は頭痛や自律神経の乱れも大きくなりやすかったりします。

また仕事や試験、大会なども増えてくると極度に緊張してしまう方もいるのではないでしょうか。

これを過緊張と言います。

 

そもそも緊張とは、脳内の耳の奥にある「扁桃体」という動きが活発化し、体の交感神経も活発になる状態のこと。これが適度なものであればドキドキする程度で落ち着きますが、過緊張は通常よりも症状が強くなる状態のことを指します。

過緊張と緊張のはっきりとした線引きは個人差がありますが、生活に支障が出るか出ないかが1つの基準になります。

ではこの過緊張の症状にはこのようなものがあります。

・頭痛 ・頭が働かない ・集中力が落ちる ・めまい ・息苦しさ ・過呼吸

・動悸 ・吐き気 ・喉が乾く ・腹痛 ・下痢 ・便秘

 

こんな症状が出る過緊張ですが、このメカニズムは脳の働きが大きく関わっています。

そもそも人間の脳は一塊ではなく、進化の過程を経て、役割を持つ様々な部位が付け足されていきました。

・扁桃体(爬虫類)

危険(ストレス)や危険の可能性(不安)を察知する

 

・海馬(ネズミ脳)

記憶を遡って危険がどうか判断する・予測する

 

・前頭葉(サル脳)

論理的に考えて危険かどうか判断する

最も緊張にかかわるには、爬虫類脳の危険を察知する力。ここがアクセルとすると、他の二つがブレーキの役割を担っていて扁桃体の過活動を抑える働きをします。この爬虫類脳の過活動が、過緊張の症状につながっていくとわかってきています。

 

過緊張は仕事やプライベートのストレスや不安だけではなく、引っ越しや転職などで環境が変わることや、不規則な生活、天気も影響すると言われています。本当に頭痛と同じ原理に近いのです。また孤独状態でも過緊張状態になりやすいです。

 

そんな過緊張になりやすい人の傾向としては、

・ストレスに弱い ・先々のことを考えて不安になりやすい ・真面目 ・几帳面

・完璧主義 ・無理してしまう ・睡眠や休憩を取らない ・H S Pの気質

・ネガティブ思考 ・自分に自信がない ・人の目を気にする

また海外の研究では、不安になりやすい原因の半分は遺伝子が関係しているとも考えられています。

 

というように過緊張というのは頭痛や自律神経ととても類似し、なおかつ密接な関係にあるわけです。

呼吸や笑顔、体を動かすなどの対策はありますが、もし何をしても良くならない場合、品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください。

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高校生まではかなりの緊張しい

品川の頭痛治療家 片柳 亮輔