薬の数が多すぎることは要注意!〜ポリファーマシー〜

みなさんこんにちは。品川の頭痛治療家の片柳 亮輔です。

当院の患者さんの話題を一つ。患者さんの中におでん屋さんで働かれている方がいます。

夏場は閑散とするそうなのですが、10月から急激にお客さんの足が動き出し、12月が最盛期。そして少しずつ減少していき、ゴールデンウィークが終わるとパタっと動きが止まるそうです。

今年はこの1012月は皆さんコロナで外食を我慢しているのが爆発してきているという印象で売上も好調だとか。やっぱり人気は「大根」、そして「牛すじ」。この年末に行ってみたいなと思っています。

皆さんもよかったら行ってみてくださいね。「多幸」さんというそうです。かなり満員御礼なので、事前予約をお勧めします。

 

さてそのおでん屋さんの患者さんも、当院にご来院される患者さんも多くの頭痛の方の共通点。それが薬の服用です。

ただこの薬について注意しなければならないことがあります。

今日はそこを少し触れていきたいと思います。

「ポリファーマシー」という言葉をご存知でしょうか?

 

これは英語で「複数」という意味と「調剤」という意味の言葉を掛け合わせて「害のある多剤服用」を意味する言葉です。

 

ようやくすると必要とする以上の薬や不要な薬が処方されていることによって、有害事象やリスク増加や誤った方法での服薬、服薬アドヒアランス低下などの問題につながる状態を指します。

患者さんの症状や状態、生活環境によって、薬の適正な処方も変化するわけです。

そのため「何種類の薬を併用していたらポリファーマシーに該当するのか」という厳密な定義はありま。せん。ただ6種類以上を超えると体にダメージを与えるリスクというのが高まります。

主には高齢者の方が該当しやすいわけですが、頭痛患者さんでも多い方では、どの薬を飲んでも頭痛が治らず、45種類を飲まざるを得ない方もいます。

また、薬の副作用や有害事象を抑えるために新たな薬を処方し、その新たな薬の副作用を抑えるためにまた別な新たな薬を処方。という薬物有害事象を新たな薬で対処し続けることもポリファーマシーを形成する可能性が高いとして問題です。

 

最もな問題点はやはり患者さんにとって有害であるということです。

薬物有害事象には、軽いめまいやふらつきから、肝機能症がや低血糖を引き起こすもの、最悪の場合は脂肪に至る可能性もあります。

ただ薬は使い方に次第では人をも助けてくれるものなわけです。

なので、薬が自分の症状にとって妥当か。また薬物療法以外の治療手段はないか。

優先順位は合っているか。

 

この点を考えながら、薬は服用をしていくことが大切です。

もしあなたも頭痛薬をたくさん飲んでいたり、複数飲んでいたり、それでも症状の改善が見込めない場合は、品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください。

 

薬を処方せず頭痛の原因と治る方法をお伝えし、治療します。

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アナフィラキシー以降、薬は一切飲んでいない。

品川の頭痛治療家 片柳 亮輔