みなさんこんにちは。品川の頭痛治療家の片柳 亮輔です。
今日は全国的にとても寒い1日になるそうですね。
通常は雪が降りにくいエリアでも降雪予想も出ております。つまりそれだけ気圧低下のタイミングであるわけで、偏頭痛や緊張型の頭痛、そして自律神経が乱れやすいタイミングですので、くれぐれも体調にはご留意くださいませ。
血液の多く流れている、首や手首、足首、そして耳。ここを温めておくことが大切になってきます。
そんな寒い季節になってくると、なかなか布団が出づらくなってくることもしばしば。
ただ朝起きると背中が痛い!なんてことありませんか?
背中が痛いと感じるのは、睡眠で疲労が取りきれていない証拠でもあります。睡眠中に交感神経が優位になっている時間もあるということですので、寝具の改善が必要になってきます。
今日はそのような内容について少し触れていきたいと思います。
まずなぜ背中が痛くなるのかは、この3つのいずれかが原因になっていることが多いです。
・筋肉や腱
→姿勢が崩れると、筋肉や腱が硬直して背中が痛いと感じることがあります。
特に、睡眠中の寝姿勢が悪いと、リンパや血液の流れが悪くなり、乳酸などの疲労物質が蓄積し、背中などが凝って痛いと感じます。
・骨
→「胸椎椎間関節症」や「骨粗鬆症」などの骨の異常が原因で背中が痛いことも。
前者は胸椎のクッションとなっている椎間板がすり減った状態で、背中が痛いことがあります。体を動かしたり重いものを運ぶことが多い方が該当する可能性が高いです。
後者は、脆くなった背骨が変形したり、圧迫骨折したりして背中が痛い状態。
・その他の疾患
→これは稀ですが、内臓の病気や細菌感染などによる炎症、骨腫瘍など、がんが背骨に転移して痛いこともあります。
これはかなり稀の例で、一般的には最初の「筋肉の凝りが原因で背中が痛いことが多く、当院の頭痛患者さんでもとても多いタイプになります。
ではそれをマットレスや敷布団での寝方を見直していく場合。
背中が痛い場合は、仰向けで寝ることがおすすめです。これは頭痛でツラい方も同様です。
頭・背中・お尻・踵が全てマットレスについて、背中が緩やかなS字を描く寝姿勢が理想です。これによって体の重みがマットレスに分散されるので、「背中が痛い」などの症状を防げます。
その中で自然に寝返りを打っている場合、常にマットレスに仰向けでいなければいけないというわけではありません。
・うつ伏せ
うつ伏せで寝ると、基本は肋骨やお腹を圧迫したり、反り腰によって腰痛の原因にもなり得ます。これは「背中が痛い」という症状につながる可能性もあります。
頭痛もうつ伏せは基本控えた方が良いです。
背中が痛くてうつ伏せで寝る場合は、枕などの寝具やタオルで反り腰でならないように調整してみてください。
・横向き:背中がまっすぐになっているか確認
マットレスで横向きで寝るときは、腰を捻らず、お尻と背中が直線上になることを意識します。そうすると、背中が痛いなどの症状は起こしにくいです。
その反面、横向きは肩が前に入ってしまいやすいため、呼吸が浅くなりやすいので注意が必要。
もしそれでも横向きで寝る場合は、足の間にクッションなどを挟んで寝ると、横向きの寝姿勢が楽になることがあります。
もしそれでも背中が痛かったりした場合は、マットレスを高反発系にしてください。目安はこんな感じ。
体重50キロまで→マットレスの反発性目安 100N〜140N
体重50〜80キロ→140〜170N
体重80キロ以上→170N
が目安になりますので、試されてみてください。
このような改善をしても疲労が取れず、連日のように倦怠感を感じる方、頭痛も発生している方、自律神経も乱れ出している方は、品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください。
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枕もマットレスも硬めが大好き
品川の頭痛治療家 片柳 亮輔