みなさんこんにちは。品川の頭痛治療家の片柳 亮輔です。
先日久しぶりに映画を観に行って来ました!何を観に行って来たかというと、「すずめの戸締まり」!!
最初はこのタイトルを聞いただけでは何の映画なのか。さっぱりでした。ただ観てみるとさすが新海監督と川村元気さんのタッグ。私にはとてもメッセージ力と印象に残る映画でした。
ぜひまだ観られたことない方。ご覧になられてみてください。
明日を生きる活力と、ふとした人の優しさを感じれます。
さてそんなこんなで2022年も年の瀬を迎えております。結局今年もマスクを共に過ごす1年でしたね。
これでほぼ3年まるっとです。
これまではマスクとはわりかし縁遠い生活をしていましたが、切り離せないものになっています。(もしかしたらもういらないかもしれないのですが・・・)
ただこのマスクが起因となって頭痛に悩まされている方は日々増えて来ています。
ということで今日は改めてなぜマスクで頭痛が起こるのか。をお伝えしていきます。
まず1つ目は、
マスクによって「熱中症状態」で頭痛に。
マスクを着用していると体温が36℃だったとしても、マスクの内側は40℃以上に簡単に上がってしまいます。
長時間つけっぱなしのマスクの内側は、サウナ状態で、熱い空気は息苦しく、自然に深呼吸をするようになります。
深呼吸は横隔膜や肋間筋などの大きな筋肉を動かすわけで、体が熱を生み出し、呼気温(吐く息の温度)も上昇します。この呼気温が上がると、脳に近い口腔周囲に血流量が増え、頭蓋内血管が拡張して片頭痛につながりやすくなります。
2つ目は「二酸化炭素過多状態」が片頭痛を引き起こしやすくなります。
マスクだと自分が吐いた息をまたすぐに吸うことになります。すると結果的に二酸化炭素を多く含んだ空気を吸うことになって、脳が二酸化炭素過多の状態になってしまいます。
頭蓋の内側は、脳に酸素と栄養を供給するための血管(頭蓋内血管)が張り巡らされていて、絶えず脳に血液を送っていますが、二酸化炭素は頭蓋内血管を最も強く拡張させる化学因子で、この拡張が片頭痛を引き起こしてしまうのです。
3つ目は耳掛けによる「首のコリ」が、緊張型頭痛の原因になる。
マスクは耳掛けのゴムで両耳で固定しています。
するとこめかみの筋肉(側頭筋)に負荷がかかり、さらに顎の筋肉(咬筋)にも負担が及び、最終的には頭蓋骨にくっついた胸鎖乳突筋が、首のほぼ中央にある大きな筋肉に強い負担がかかるようになります。
その上、マスクをしていることで表情を気にしなくなるので、表情筋も使うことが少なくなり、その結果胸鎖乳突筋の負担になります。
こうして「スマホ首」と同様の強い首こりが引き起こされてしまい、それが原因で緊張型頭痛が起きてしまいやすいのです。
対策としては、やっぱり人がいないところではマスクを外すことです。
それが筋肉や呼吸に余裕をもたらしてくれます。
ただ既に慢性的な頭痛になっている方は、品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください。
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すずめの戸締まりのヒントはみみず!!
品川の頭痛治療家 片柳 亮輔