体温は2つある!

みなさんこんにちは。品川の頭痛治療家の片柳 亮輔です。

在宅をされている患者さんのお話の中でよく聞くのが、電気代が異常に跳ね上がり高額になってしまっている。というお声を聞きます。

昨年のこの時期を忘れてしまいましたが、今年は電力の逼迫もあったせいか電気代が上がり、在宅勤務の方も増えてきているため家計に大きなダメージとなっているご家庭も多いです。

電気の節電を呼びかけることも大切ですが、寒くなった時は使わないと命の危険もあるわけだから、そこを国も分け隔ててもう少し考えてほしいですよね。

サミットだからマスクは終わり。なんか言っている場合じゃなくて。

 

さて今日はそんな冷えたり暖まったりする体温についてです。

これを読まれている中で「冷え性」という方も非常に多いのではないでしょうか?

この冷え性によって頭痛や、肩や首のこり、関節痛、不眠、アレルギー、免疫低下なども起こりやすくなり、結果ストレスになりうつになってしまうリスクもあります。

だからこそ放置するのではなく、体内で熱が発生するリズムを理解して、熱を巡らせる体づくりが大事です。

 

それの前に人間には体温というのが二つあることを理解しておきましょう。

1つは体の中心部の温度である「深部体温」。臓器の働きを守るため温度は安定していて、37℃前後に保たれています。万年冷え性という人でも、深部体温が低すぎるというわけではありません。

2つ目は環境によって変化する「皮膚温」。体の深部の熱が筋肉、脂肪を通り到達します。あるいは皮膚の血管を流れる血液を介して伝わってきた熱が皮膚温になります。
皮膚温は33℃前後が一般的で、手足の先はそれより低いことが多いです。皮膚温は筋肉や脂肪の量により個人差が出やすいのが特徴です、

自分で体温を測ると36℃前後になるのは、測定する脇や舌は、深部体温の温度に近いのが理由です。

そんな中で、平熱が低い人は冷え性。という噂もありますが、平熱と冷え性に因果関係は実はありません。そもそも体温は、1日で1℃前後変化するものです。環境やストレスなどでもすぐに変化するため、正しい平熱を知ることは困難です。

むしろ大事なのは自分の体温の比較。深部体温が0.2℃変動すると、末端の皮膚温は2℃前後変わると言われるほど差が生まれやすいです。

 

以上のことから、まずは自身の平熱をしっかりと理解すること。そしてそこからの変動が大きい場合は特に注意が必要です。

上記したように頭痛に始まり、極端な例で言えば「うつ」の原因にもなります。

今年の冬もあと2ヶ月ありません。

しっかりと寒さ対策をして、暖かい春を早く迎えましょう!

 

ただもし体温コントロールしても頭痛が治らない場合は、品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください。

→予約はコチラ

 

最近朝は足先が冷えている

品川の頭痛治療家 片柳 亮輔