耳鳴りの音はどこから聞こえるの?

みなさんこんにちは。品川の頭痛治療家の片柳 亮輔です。

先日テレビで紹介されていた菜の花と河津サクラのコントラストが綺麗な地域に足を運んで見ました。天気もよく紹介された直後だったせいか、あまりの渋滞と人の多さに目の前で諦めてしまいました。

 

 

それだけ外出する人が増えているのは良いことですね。

ただそれと並行して疲労も溜まりやすくなったり、学生や社会人は期末などでとても忙しくなってきます。周りを支えるお母さんたちも尚更です。

結果的に頭痛が増えやすくなるシーズンもこの春からでもあります。

 

当院でも患者さんが春にかけてさらに増えており、耳鳴りで悩まれている方も増えております。

ということで今日はこの「耳鳴り」が起こる仕組みなどについて触れていきたいと思います。

 

この耳鳴りは周囲から聞こえる音ではなく、体の中で発生している雑音です。人間の体は、内耳にある蝸牛というところに音の振動を電気信号に変えて脳へ届けることで音を認識しています。しかし途中で障害が起きると音が認識しづらくなります。

耳鳴りの症状は「自覚的耳鳴り」と「他覚的耳鳴り」に分けられます。脳が音の不足を感じて不足した音を補うために本来はない音を作り出すものを「自覚的耳鳴り」、耳周辺の組織から発生する音を「他覚的耳鳴り」と言い、それぞれ聞こえ方も違います。

「キーン、ピーン」といった高い音が約70%。片耳だけで起こると回答した方は50%で個人差があります。

 

原因は「気圧」・「イヤホン」・「高血圧や加齢」などが主な原因として起きています。

漢方の観点から見ると、人の体は「気」・「血」・「水」の3つで構成されていると考えられています。大切なのはこの3つが十分かつバランス良く巡っていることです。

そんな中で耳鳴りは「血」が不足し、「水」の代謝が悪くなることで生じると考えられています。「血」が不足すると聴覚器官に栄養を届けることができなくなり、機能低下を起こして正しく音が感知できなくなるため耳鳴りを引き起こします。「水」の代謝が悪くなると、聴覚器官である蝸牛に「水」が停滞して浮腫んだような状態となり、正しく音を伝えられず、耳鳴りを引き起こします。

 

以上のようにさまざまな原因がありますが、ストレスや生活バランスを適度に保つことこそが頭痛や耳鳴り、自律神経の乱れを防いでいく最も大切なことです。

生活の大きな部分を変える必要はありません。

ちょっとしたこと、小さなことが体のバランスを保たせる大事なことですので、特に春はリズムが変わりやすいです。

アクセルを踏みすぎて生活するのではなく、ほどほどにしながらアクセルとブレーキを使い分けながら生活を送るようにしましょう。

 

明らかに調子が悪く頭痛や耳鳴りが起きてしまってい方は、品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください。

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品川の頭痛治療家 片柳