瞬きの重要性!!

みなさんこんにちは。品川の頭痛治療家の片柳 亮輔です。

3月もあっという間に過ぎていき、来週末からは4月。暖かさと同時に春の三寒四温に加えて雨も連日のように降っています。

春休みを迎えている方も多いと思いますが、なかなかスッキリした天気でないからなかなか出かけにくいですよね。

またこれだけ天気が崩れていると気圧の変化も激しいため、頭痛や体調も崩しやすいです。

耳たぶのマッサージなどでこめかみ周辺の血行を良くして気圧対策を徹底しましょう。

 

ストレスのかかりやすい天気が続いているわけですが、最近は目にもストレスがかかっています。結果頭痛や眼精疲労などの症状に発展しています。

今日はそんな内容に触れていきます。

 

人は1日約2万回、目を閉じています。

なぜかというと目を閉じるたびに回復するからです。

瞬きをすることで涙の油成分が分泌されます。目に新鮮な涙を供給し、角膜の表面を整えることで目に入ってくる光の散乱を減らすために瞬きというのがあります。

 

ただ最近はしっかりと目が閉じられていない「不完全瞬き」の人がとても多いです。

この状況の一端が「ストレス」と「スクリーン」の凝視です。

ストレスがかかって緊張しているとき、自律神経のうち交感神経が優位になり、目が見開き、瞬きの回数が不十分になります。また涙の分泌量も自ずと減ります。

 加えて画面を凝視するなど集中して見ると、瞬きは減ります。スマホを見ているとき、目が乾いた感覚を覚えたことはありませんか?

それは瞬きが減り、目から潤いがなくなっているためです。

 

起きている間の全ての瞬きのうち約18%。つまり5回に1回は、不完全な瞬きに終わっています。瞬きが早すぎると涙は十分には出ません。診察していると

一瞬だけ上下の瞬きがくっつく「タッチアンドゴー」の人はとても多い印象です。

 

瞬きは、平均0.3秒。116時間起きている人が、瞬きのために目を瞑る時間は累計の約96分。つまり、起きている時間の約10%は暗闇です。

この1割の時間で、瞬きは目に必須の作業をしています。

 

瞬きをすることでまぶたがワイパーの酔いに目の表面をなぞって涙を広げてくれます。

角膜が車のフロントガラスだとしたら、まぶたはワイパー、涙が洗浄液です。細かなゴミも瞬時に取り除き、適度な潤いを与えてくれます。

あくびえおすると、目が少し潤い、少し遠くが見えることがありませんか?

目の表面で涙が整い、視界が鮮明になって「見える力」が高まるためです。

 

正しい瞬きはシンプルで、上まぶたと下まぶたをしっかり0.5~1秒くっつけることです。普段の瞬きが0.3秒ですので、いつもより少し長めに閉じる意識です。

これにより涙腺が刺激され、涙液が分泌されます。目の表面にある古い涙が新しい涙と交換されます。

涙も大事な役割がいくつもあります。血管がない目の表面に酸素や栄養を届けたり、傷を修復したり、微生物の侵入を防いだり。

 

以上のように瞬きが様々な面で重要不可欠なものです

1日約2万回を大事にしてみましょう。

目の疲労からくる頭痛や閃輝暗点にお悩みの方は、品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください。

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今年の花粉症は鼻ではなく目に集中。

品川の頭痛治療家 片柳 亮輔