みなさんこんにちは。品川の頭痛治療家の片柳 亮輔です。
2023年もあっという間に4月に突入です。
3月は別れの季節ですが、4月は出会いの季節と同時に緊張する場面が多い時期でもあります。
新学年、入学、入社、引っ越しによる新居など。
そのため精神的な疲労が溜まりやすく、頭痛や自律神経が乱れやすい季節です。
花粉症もまだまだありますね。
今はどうってことないと思っていても5月に溜まった疲労が爆発することもあります。
今は大丈夫と思わず、疲労をとりながら生活をしていくようにしましょう。
さてそんな頭痛ですが、なぜ脳には痛覚という痛みを感じる器官がないのに痛みを感じるのでしょうか。
人間はかなり昔から「頭痛」に悩まされてきており、過去には頭痛は頭の中に「良くないもの」が潜んでいて、それを除去するために頭蓋骨に孔を開けていたことも事実です。
ただこれはもちろん良い結果になりませんでした。
なぜなら頭痛というのは「関連痛」によるためです。
関連痛というのは「病変のある部分と離れた場所に感じる痛み」です。
具体的なことを言えば、頭周りに存在する皮膚や筋肉、血管、腱、あるいは頭蓋骨をおおう骨膜や脳を包んでいる硬膜と呼ばれる厚い膜、脳に栄養を供給する脳動脈も痛みの発生源です。
わかりやすい例えの頭痛で言えば、緊張型頭痛です。
この原因の多くは頭周りの筋肉に発生した痛みが原因とされています。
そのため首や腕を動かし筋肉をほぐしたり、筋肉を硬く緊張させるような精神的ストレスを取り除くことが効果的とされています。
偏頭痛の多くも周辺の神経の圧迫が原因です。
脳腫瘍や脳内出血でも激しい頭痛がありますが、脳そのものが痛みを感じているのではなく、腫瘍や出血の影響で脳を包んでいる膜や血管などが引き延ばされたことが原因となります。
そして頭周りで発生する痛みの信号はどれも三叉神経と呼ばれる顔の感覚に関連する神経に乗せられ、痛みの中枢がある脳幹を経て大脳に伝達され、痛みとして知覚されます。
この大脳は、痛みがどこ由来であるかは曖昧になっており、脳が痛いと錯覚するようになっているのです。
筋肉の痛みが原因であれば、比較的早く症状も治りますが、脳動脈などの血管や硬膜など脳を包む膜が痛む場合は、重い症状が隠れている可能性が高いです。
以上のように頭が痛いから抑えることによって、少し緩和するのは気持ちが落ち着くということが一番大きいのかもしれませんね。
もしあなたも毎日のようにツラい頭痛で悩まされているのなら、品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください。
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頭が痛い時は深く息を吸い深く吐く。
品川の頭痛治療家 片柳 亮輔