みなさんこんにちは。品川の頭痛治療家の片柳 亮輔です。
先日久しぶりに閃輝暗点が夜に発生しました。スマホとパソコンを明らかに見過ぎていたので、それが原因だったのですが本当にテキメンに出てきました。そして出ている時間もやっぱり大体20分前後。閃輝暗点の症状が出終わると直後から頭痛の発生。場所は後頭部から首との付け根にかけて。
寝る前だったので、とにかくすぐに寝て激しい頭痛は逃れましたが、翌日もズキズキという痛みは残っていました。
連日のように頭痛がある方があり、なんなら周りがなかなか理解してくれないと本当に気持ちが崩れてしまいます。
私が頭痛でツラい思いをされているかたを一人でも多く救おうと改めて実感です。
さてそんな頭痛ですが、朝起きた時に起きる頭痛というのもあります。疲れを取るために寝たのにも関わらず、頭痛が起きているのです。できることなら寝続けていたいですよね。
この朝方に出る頭痛の種類をまとめてみました。
・低髄液圧性頭痛
これは脳や脊髄を浸している「髄液」の圧が低下。これによって頭痛が起こります。
はっきりとした理由が解明されていないものの、低血圧の人に多くみられる頭痛です。
起きてしばらくすると痛みが始まり、同時に目眩もありえます。
起床後5〜30分で痛みがピークになって、その後若干落ち着きますが、午前中に痛みが続き、夜にかけ少しずつ治っていきます。
生活の中身としては、水分や塩分を通常よりも少し多く摂取して血圧を上げたり、血液の循環量を増やすと髄液圧も上昇します。ベルトを少しきつめに締めて、腹圧を高める子も有効的。
・睡眠時無呼吸症候群
睡眠中に何度も呼吸が止まったり、低酸素状態に陥る病気。酸素不足になると、体内に炭酸ガスが溜まり、血管が拡張して頭痛を起こします。睡眠中にいびきをかき、早朝に頭痛が起こる場合、睡眠時無呼吸症候群になっています。
この種類は2種類。口や鼻から肺に続く空気の通り道が、細くなるために発生する「閉塞型」と、脳の呼吸調整機能が低下するために発生する「中枢型」。
ほとんどの場合は「閉塞型」であることが多いですが、この閉塞型の原因としては、副鼻腔炎や太り過ぎが挙げられます。
無呼吸時には眠さいが浅くなり、睡眠不足で昼間に居眠りをするようになります。
・週末頭痛
平日と休日の特に睡眠リズムに差が生じている時に起こる症状です。
平日の緊張感から解放された途端、それまで収縮していた血管が一気に拡張して痛みを起こしています。
緊張とリラックスの差をできるだけ波を少なくすることが大切です。
・睡眠中の脱水による頭痛
睡眠中にも汗や呼気などからかなり水分を失われると言われています。
(29℃前後の環境下で約8時間の睡眠をとった場合、約500mlの水分が失われます。)
以上のように寝起きで起こる頭痛というのは、様々なパターンで起こります。
どのような状況でも原因と治し方はありますので、まずは焦らず対処していくようにしましょう。そして対策を取ってもなかなか頭痛が治らない場合は、品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください。
品川の頭痛治療家 片柳 亮輔