みなさんこんにちは。品川の頭痛治療家の片柳 亮輔です。
今週ようやく梅雨も明けて、これまでも茹だるような暑さでしたが、これから本当の夏本番。
水分補給に室温管理。そして何より睡眠と食事をしっかり摂って今年の夏を思いっきり楽しんでください。
私は外を少し歩いているだけでも日焼けをしてしまうほどです。
ただそんな暑い夏でも変化するのが気圧であり気象病です。そしてどうしても予期せぬタイミングや重症化を防ぎたいために頭痛薬を服用するのが一般的な流れ。
ただこの薬というのはやはり体にとっては異物であり、どんな鎮痛剤でも副作用がありますので、肝臓や腎臓にどうしても負担がかかります。さ¥また人体には同じ薬を飲み続ければより早く異物を解毒し排出しようとする働きが生まれ、耐性がついて薬が効かなくなってくるのです。
そのため長期間飲み続けていくと、薬を服用する頻度が増えていってしまうのです。
その中で最も気をつけないといけない薬が頭痛薬として服用している解熱鎮痛剤です。
様々な種類がありますが、解熱剤の種類はNSAIDs系という種類が多く、痛みや炎症を強くさせるプロスタグランジンの生成を抑える作用に優れていますが、このプログラスタンジンには血管を拡張させる働きもあります。そのため生成を抑えることで血管の拡張がしにくく、血圧が高くなってしまうこともあるのです。
また頭痛薬の飲み方の一つとして、痛みが出るのがつらいから痛くなる前に飲もうとしてしまうことがあります。それが結果的に「薬物乱用頭痛」と呼ばれており、多くの人が悩む症状です。
これは頭痛薬の服用が習慣になることで起こる症状です。多くの鎮痛剤を飲む頻度が1ヶ月に10〜15日以上になる生活を3ヶ月以上続けていると薬物乱用頭痛を引き起こします。
またその中でも特に薬物乱用頭痛を引き起こしやすいのが、鎮痛作用を持つ成分以外も配合された複合鎮痛薬というものです。
成分的に要注意なのが、無水カフェインやブロムワレリル尿素、アリルイソプロピルアセチル尿素が配合されているのは薬物乱用頭痛を引き起こしやすいです。また偏頭痛の処方薬として出されるトリプタン系やエルゴタミン剤も薬物乱用頭痛になるので注意が必要です。
というように頭痛薬や鎮痛剤は、タイミングよく適所で服用すると効果を発揮してくれますが、そのタイミングを間違えると自分自身に特大のブーメランのように跳ね返ってきますので鎮痛剤はくれぐれも注意しましょう。
もし薬が止められない、頭痛薬が不要な生活を送りたい場合は、品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください!
学生の頃なぜか薬を飲まず頭痛に耐えていた
品川の頭痛治療家 片柳 亮輔